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住まいづくり報告 山口S邸 屋根工事
 外観も少しずつ仕上がってきて、先日アップしたメインの交差点の反対側から、金属屋根の大屋根が見え始めてきた。足場を外せばこの大きな屋根がひときわ目立ってくる。今回開発分譲宅地の中心部にある区画と言う土地条件の中で、どう言う計上でいくかという事がかなり悩ましいものであったが、総二階の割と重心が高い建物が多くなりがちな宅地の中にあって、角地で角切りをした土地に、同じように総二階の頭でっかちなフォルムを並べたくなかったというところから、一部二階の大屋根構造としたのである。坂野上から降りてくると、少し勾配のきつい見られる事を意識した金属屋根のラインが最も長く見えてくる。重厚感や安定感というものがそこから出てくる事を期待しているのである。この阿知須地方は瀬戸内側の気候だからか日本海側の私たちの福岡よりも清々しい晴天が多いような気がする。青空に、大きな金属屋根はよく似合うと言えるかもしれない。
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| 住まいづくりのヒント | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 山口S邸塗装工事
 内装工事に先駆けて、勾配天井の塗装が施された。通常木部の塗装などと言うものは、工程の一番最後の方にするものだが、棟梁との話の中から産まれたアイデアで、仕上げられる天井を先に仕上げようと言うものである。S邸は屋根断熱と断熱層の上に通気層を持つ、在来の屋根よりも重装備な屋根断面をー持っているために、天井から下の空間は全て室内に取り込み、変な懐は持たないというコンセプトから、屋根勾配なりの天井を張り上げている。そのために高い位置に天井があり、ここを仕上げるには足場などの仮設物がいつまでも室内を占拠する形となる。そこで、先に天井を仕上げれば、あとの作業も効率的に出来るということである。壁や屋根をしっかり作り込むために、それなりの時間がかかっているが、短縮出来る部分は少しでも短縮して、住まい手に無駄な支出をさせないという配慮である。質実剛健という言葉があるが、私たちのコンセプトはまさにそんなところである。
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| 住まいづくりのヒント | 06:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
結露の撲滅へ...。5
 一棟でも結露しない住まいを建てていく事、それこそがやがては結露撲滅につながっていく。結露している住まいは残念ながら、腐っていち早くその役目を終えてしまう。オセロゲームのコマをひっくり返すような作業だが、確実な方法はそれしかないのである。「結露がないなんて凄いですね...」と言われると何だか気恥ずかしくなるが、同時にこの現状をなんとかしなければとも思うのである。
 20年前から、何が変わったかと言われると、実状は変わったところは大きく変わったが、かなりの部分、変わっていない部分は待つ宅何も変わっていないという印象である。
 結露撲滅などというと、物理現象の結露に申し訳ない気もするが、住まいの結露を撲滅して、結露と言えばビールのジョッキと、好ましい結露だけの印象を残していきたいものである。
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| 住まいづくりのヒント | 19:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
結露の撲滅へ...。4
 物理現象が当たり前のように起こっているだけだから、そんなに毛嫌いしてもと思われるかもしれないが、説明してきたように、結露は住まいの温熱に対する性能不足を一番目に見える形として私たちの前に見せてくれる現象と言える。ここを解決するという事は、住まい全体のコンディションを改善する事に直結する事だから、私たちは真摯にこの物理現象をとらえるのである。もうすでに立っている住まいに対しては、当面対処療法しかないという事は私にも理解出来る。ただ、問題は、これから建てようとしている住まいに対して、こんなに明確にわかっていながら、性能不足の住まいを建てようとする事である。おそらく住まい手はそう言う事を心から望まないかもしれないが、現実として、まだまだ世の中にはそう言う粗悪品がぼこぼこと建っている。プロのモラルの向上とともに、住まい手の認識も明確にしていかなければならないと思うのである。20年ほど前に北海道に始めて渡ったときに、諸先輩に口が酸っぱくなるほど言われたのは、「結露起こす住まいは欠陥建築」という言葉だった。私は九州の建物は全て欠陥だと呆然となったものである。
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| 住まいづくりのヒント | 12:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
結露の撲滅へ...。3
 窓の結露は拭えば良い。毎朝大変な想いでそれを拭っている奥様には失礼な言い方になってしまうが、実は結露現象でもっと問題なのは、この表層に出てくる結露よりも「壁体内結露」と言われる壁の中など躯体内で起こっている結露現象である。これは住まいの耐久性からすれば致命的で、木造の場合、気が湿り気を帯びると腐朽菌の巣窟となる事も考えられるし一気にコンディションが悪化していく大きな要因になっていくのである。そう言う意味では、むしろガラス窓についた露などは拭えば済むが、知らず知らずのうちに躯体内を蝕む結露の方がよほどリスキーだという事ができるのである。
 ホームセンターなどにいくと、アイデア商品としての結露対策グッズが沢山売られているのを見かける。対処療法にこれだけ奔走しなければならないという事は現実的に結露が多いという事なのであるが、躯体内結露などを考えれば、あらゆる対処療法を施しても、基本的な断熱・気密という性能を向上しない限り、解決はないのである。
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| 住まいづくりのヒント | 07:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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