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ゆく年来る年...。3
  年が明けてからも、順風満帆とは言い難いであろうことは誰の目にも見て取れる。政府は財政難を理由に消費税率のつり上げに躍起であるし、いよいよ庶民はなかなか住まいなどとは言えなくなってくる。福島原発の放射能汚染のその後の動向も気にかかるし、年末に総書記が死去した北朝鮮も目を離せない。考えれば、何だかくらい話題ばかりが羅列するが、だからこそ、私たちはしっかりと未来を見据えて行かなければならないのではないだろうか。
 安普請の住まいを建てる事、原子力のリスクを見て見ぬ振りをする事は、未来に負の遺産を残して行く事に他ならない。経済というこれまで押し通されてきた物差しが、通用しない事柄ばかりである。これからは、100年の計、500年の計で、この国が存続出来るプランを立てて行かなければ、子々孫々の存在はあり得ない。そんな風に思うのである。それぞれが、自分の立場で何をするかという事が、これからきっと問われてくる。私は住まいづくりをする業界の端くれとして、そのことを考えながらものづくりをして行きたいと思うのである。
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| 住まいづくりのヒント | 17:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゆく年来る年...。2
 思えばその3月11日の前日、私たちは前年から準備していた福岡パッシブハウスの起工式をとり行い、省エネ高性能住宅の進歩に、九州も仲間入りをさせるべく走りはじめたばかりだった。そして翌11日、私たちは宮崎の日向で震災の事実を知るのであるが、太平洋側の宮崎でも、津波警報のサイレンが鳴り、海抜零メートル地域の工場視察から、緊迫感をもって山の方へ非難したのである。この経験は、被災地の方たちに比べれば、霞ほどの重さもないかも知らないけれども、私に取っては、非常にショッキングな、しかし有意義な経験だったと言って良い。折しも省エネ高性能住宅の次のステップに踏み出すと同時の出来事である。この20年、住まいの高性能化と快適化をテーマとしてきた私に取っては、大きなターニングポイントになったと言って良い。社会のニーズは、確実に住まいの省エネ高性能化を望んでいる。まだまだ発展途上ではあるが、これからの日本は大きく変わって行かなければならないのである。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゆく年来る年...。1
  いよいよ2011年も幕を閉じる。思えば激動の一年だったと言って良い。誰の目にもまだ焼き付いている3月11日の東北大震災は、私たちの暮らしを一変したと言って良い。当地の被災した方達の暮らしを瞬時に奪い去り、沢山の犠牲者を出しいまだその傷は深くえぐられたままだと言う事は勿論だが、被災地から遠いエリアの全ての人々のの暮らしにも、とんでもない影響をもたらしたのだ。
 福島の原発事故は、国を二分し、推進反対で今も迷走している。国民一人一人の想いとして、原発を諸手を上げて推進しようとしている人は相違ないように思うのだが、これも経済や利害という物差しに寄って団体となると、推進派なども出てくるから人間と言うものは本当に浅ましいものである。不確実な危険性をこれほどまき散らしてもまだなおである。かく言う私たちも、その電力に依存してここまで暮らしてきた事は事実である。他人事ではなく、シンプルに整理して物事を考えて行かなければならない。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 08:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 山口S邸 階段
 構造見学会を行ったおかげで、大工さんが早めに階段を仕上げてくださった。構造見学会でも既に話題であったが、この階段を上り下りすると、如何に普段イメージしている住宅の階段が急勾配なものなのかという事がわかるのだ。弊社では建築基準法よりも遥かにゆったりとした自主基準寸法を遵守していて、その寸法で階段を作ると上る時はまだしも、下る時に本当に違いがわかるのだ。今回の見学会でも、みなさん「どうして?上り下りしやすい。楽だぁ。」と言う声が良く上がっていた。とかく仕事のしやすさや、コストパフォーマンス優先で、ともするとおざなりにされてしまう事だが、とても後々まで響く大切なことである。
 また階段の一番下の一番目は、微妙に左側にせり出してきている。これは写真ではわからないが、ご家族が慣れてくると無意識で階段など上り下りするが、その時に私の感覚として、人間がどう言う動きをするかという事を反芻した結果出てきた答えである。きっとこの微妙な一段が、後々のご家族の動きに味方する。そう言う感覚はなかなか説明しづらいが、私としては何となく大切にしたい事柄なのである。
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| 住まいづくりのヒント | 12:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 山口S邸 玄関まわり
 Rの隔壁と同じ円弧で、今度は地面の段差がRを切っている。道路面から数段上がるポーチまでの段が、このRになっているのである。予算や仕事のしやすさなどを考えると、四角四面の総二階の箱のような建物が一番効率は良いのだが、少しばかり遊び心で、主要構造部から離れたところでRをとってあげたりする事は、コストもさほどかからずに個性づくりが出来る有効な試みだと言うことが出来るかもしれない、
 今回のS邸では敷地の角切りをしたコーナー部分に建物を精一杯寄せる事で、他のプランよりも南側に庭を湯よっクリ確保出来ることが出来た。その分アプーチや玄関がつまらなくなりがちだが、このR面をひとつ組み込んで行く事で奥行きを演出したいと思ったのだった。竣工にむかって整備は続く。JUGEMテーマ:建築
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| 住まいづくりのヒント | 07:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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