2012.07.31 Tuesday
山口県知事選 外伝 3
もしかすると、今回の選挙は閉塞感でどうしようもないこの国を変える方法論を示してくれた選挙だったのかもしれない。わずか及ばずではあったが一人一人の市民レベルの意思が、組織票に迫ったのだ。得票率は45%、まだ55%が眠っている。組織票ですらここは動かせないのであるから、別の新たな方法論でここが動けば、世の中は変わるのである。
私が普段お目にかかる、個人事業主や職人さんたちは、散々な政治に飽き飽きしてどうせ変わらないと棄権している方も少なくない。今回色々なお相手とお話をしてみてそう思った。一票を投じても無駄だと思っているのである。自民から民主への政権交代時には、そう言う力が沢山働いたように思う。なのにこの体たらくだから、「無駄だ」と投票されないのである。しかし考えてみれば、これは組織票を持つ既成政治の思うつぼである。今回の飯田氏の躍進は、一票こそ大切だという事を物語っているのである。
私は成人以来、国民の義務として選挙には必ず一票を投じることにしている。自分がこの国の一員である事の証しである。きっと、原発の是非を問う機会はまた来る。その時にという想いはさらに強まった。今回の選挙は大きな動きのスタートだと考えれば良いのだと思う。
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