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山口県知事選 外伝 3
 もしかすると、今回の選挙は閉塞感でどうしようもないこの国を変える方法論を示してくれた選挙だったのかもしれない。わずか及ばずではあったが一人一人の市民レベルの意思が、組織票に迫ったのだ。得票率は45%、まだ55%が眠っている。組織票ですらここは動かせないのであるから、別の新たな方法論でここが動けば、世の中は変わるのである。
 私が普段お目にかかる、個人事業主や職人さんたちは、散々な政治に飽き飽きしてどうせ変わらないと棄権している方も少なくない。今回色々なお相手とお話をしてみてそう思った。一票を投じても無駄だと思っているのである。自民から民主への政権交代時には、そう言う力が沢山働いたように思う。なのにこの体たらくだから、「無駄だ」と投票されないのである。しかし考えてみれば、これは組織票を持つ既成政治の思うつぼである。今回の飯田氏の躍進は、一票こそ大切だという事を物語っているのである。
 私は成人以来、国民の義務として選挙には必ず一票を投じることにしている。自分がこの国の一員である事の証しである。きっと、原発の是非を問う機会はまた来る。その時にという想いはさらに強まった。今回の選挙は大きな動きのスタートだと考えれば良いのだと思う。
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| 社会・事件 | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
山口県知事選 外伝 2

 一昨年に()パッシブハウスジャパンに参加し、森みわ代表から、飯田哲成理事のことを伺い、上関原発建設反対の話、祝島の話などを伺い、また飯田氏の著作をエネルギー問題のテキストとし読ませていただき、総会でお目にかかりと、徐々に私は一方的な勝手連になって行った感じである。飯田氏を知事に出来なかった悔しさは、何とも苦々しいものだったが、時間が経つにつれ、「待てよ...」と思うのだった。

 結果が出て間もなくから、「保守王国に激震」という飯田候補の躍進を物語る記事が踊る。得票は18万5千票、当選の25万票に迫る後半の追い上げはすごい勢いだった。当選はならなかったものの、組織票を持たず、個人の想いを伝言ゲームのようにネットワークしていった選挙活動で、この得票が示すものは結果以外に大変大きかったのではないか。その実感がじょじょに湧いてくる。昨晩中継された飯田氏と坂本龍一氏の対談は、さらにその想いを確信にしてくれたように思う。飯田氏の清々しいこれからを見つめる発言は、これが結果ではなくスタートである事を示してくれているのである。(つづく)

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| 社会・事件 | 12:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
山口県知事選 外伝 1
 山口県知事選から一日が過ぎた。少しばかり複雑な想いを整理して、今回の選挙に対して書いてみたいと思う。
 投票日当日29日(日)、私は偶然にも急遽仕事で山口に入る予定になり、その日も打ち合わせをする場所でお会いする方達に、投票に向かってくれるようにと語って回ったのだ。打ち合わせもそこそこに、8時までだからと...。飯田哲也氏が、知事選に立候補する事が決まって以来、私は仕事で山口に伺う事を特別な想いでこなしていた。関門海峡を渡る度に、これからお会いする人々には選挙権があると、権利のない門外漢の我が身を恨みながらも、なんとか得票につながるように少しでもと思っていたのだ。結果は飯田氏の検討空しく、保守王国の組織票に屈する結果となってしまった。思えば50年生きてきて、これほどまでに自分に肉薄した選挙があったろうか。自分に一票を投じる権利もない選挙なのに...。当日夜遅くに、帰福する途中で開票速報をチェックしながら、徐々にその態勢が明らかになるに連れて、言うに言われぬ倦怠感と深い悲しみに愕然としながらこれからどうしたものかと当惑するばかりだった。
(つづく) JUGEMテーマ:社会の出来事
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| 社会・事件 | 07:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 山口Y邸 キーストーン
 ホビールームの間口4メートルの電動シャッターの枠の中心に、棟梁が取り付けた木片は、アーチの要石をモチーフにしたレッドオークである。かつて棟梁は、2重軒入母屋の純和風住宅を建てる傍ら、いわゆるオーバーデコレーションの洋風住宅でも手腕をふるっていた経歴がある。私の仕事はなるべく簡素に、という事が多いから、ほとんどデコラティブな事はせず、慣れていただくまではそのニュアンスが伝わるまで時間がかかったものだ。それでも最近は、すっかり私の仕事にも慣れてきて、仕上がるとごくごく当たり前に見えるデザインに協力的だ。ちょっとしたポイントに、デフォルメしたこう言うパーツを取り付けるセンスは、かつての経験が活かされている部分である。
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| 住まいづくり報告 | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 山口Y邸完成 回廊灯
 ホビールームの前の回廊に取り付ける照明器具を考えたが、既製品ではなかなかしっくりくるものがない。そこで、いつものごとくオリジナルでの発案となった。山口の優秀な技量の大工さん故に出来る事を模索し、今回は良質な柱材の端材を利用し、昔京都で観ていた社寺の枡組のような加工
を施してもらって、垂木にはめ込む八角形の台座に黒い陶器のレセップを取り付けてもらった。クリアのシャンデリア球を想定した形なので、取り付けてみるとしっくり来る。私の詳細スケッチに、住まい手も大工さんも最初はいぶかしげだったが、出来てみると皆さん大満足。「ここにはこれしかないよね」というアイデアとなった。回廊に、5灯並ぶオリジナルの灯りである。
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| 住まいづくり報告 | 11:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
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