2012.08.31 Friday
秋風が少しだけ...。3
この季節のことを考えれば、開口部は出来るだけ大きく開放して、外部と言った担った方が気持ちよい。かつての日本家屋はほとんど壁と言うものがなくて、簡易な襖・障子で閉じられていただけだから外と一緒という感じだったが、現在の住宅は性能のないものもあるものもある程度の気密性が生じて意図的に開放しないと通風は望めない。ましてや性能をあげようとすれば、安易な選択とすれば開口率を下げるということになるのである。温暖地では、夏の日射遮蔽は建築的な構成でしっかりと施して、冬の温度漏れを防ぐ高性能な建具を選択する事我大切なようである。建具の性能が良ければ、大胆な大きさの窓が作れ、今のような季節は精一杯開放して快適に過ごすということができるのである。総じて日本の住まいは建具の性能がまだまだで、閉じたい時に閉じれないと言った感じのものも少なくない。当然及および腰になり性能をあげるためにリスクを減らし小さな窓にするという論法はわからないではないし、それが有効な気候条件のエリアもあるが、ここ九州ではそれだけではダメなのである。
JUGEMテーマ:建築
※あなたのPC・スマホからのワンクリックが励みです。笑
←ここも!ここも!