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原発とほんとうのエコハウス。2
 現政府の原発再稼動にどうしても進みたい方針は、本当に私たちの暮らしを根本から支えるためなのだろうかという疑問は、既に3.11以降の巨大マスコミの不実な行動によって明らかではないだろうか。お家では、ニュースを見ていて政治を批判しながら、会社に行くと企業献金した既成政党に投票してしまう立場によって意見が変わるこの国民性で、日々の暮らしをしている私たちの民意とは全く別の意識で政治が動いているような気がしているのは渡したヂ家だろうか。「会社」とか「団体」と言われるものがひとり歩きして「経済」という価値観の元にグイグイと私たちを置き去りにして行っているような気がしてならない。
 そう言う動きの中で、私たちがしたたかに暮らして行くには、どう言う住まいを創造するかという事に大変大きく関わってくる。私は日々の仕事をしながら強くそれを感じているのである。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
原発とほんとうのエコハウス。1
 何が腹立たしいといって、電気料金値上げをちらつかせて、「これ以上上がったら生活が困るでしょ」「再稼動しなければ、電力会社は逼迫してもっと値上げしなければなりません」「ご理解ください」「だって電気使うでしょ」という言いっぷりである。あたかもお為ごかしに、私たちの暮らしを支えているかのような喧伝は、実は根拠を精査すると甚だ怪しい論調なのだが、自民党政権になってこのかた、マスメディアもためらいなく再稼動を口にし始めてそれに拍車がかかっている。思わず、「えーい、そんなに言うなら、電気なんかいらんわい!!」と、叫びたい人も多いのではないだろうか。私などは、住まいづくりをしている者として、過激にオフグリッドを画策して住まいづくりを提案し、抵抗しようかなと本気で思ってはしまうくらいである。「そうは言ってもね」と思い直して日々の業務をしているが、やはり思いは同じ方も多いようで、最近ではライフスタイルを見直し、太陽電池パネルとバッテリーで送電線OFFという現実もWEBなどで見え始めている。私たちの仕事の中でも、あながち机上の空論とも言えない感じがしてきている。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
パッシフハウスをにらんで...。6
 国内で、パッシブハウス基準をクリアした住まいはまだそう多くはない。普及という意味ではこれからであり、一般的に消費者がチョイス出来るまでにはまだ時間がかかりそうである。ただ、実際にその設計から建設に携わった者として実感するのは、既にそのハードルの高さは徐々に低くなり、竣工当時からしても随分建材の流通や価格においても条件は穏やかになりつつある。決して安易な基準ではないが、いわゆるゼロエネルギーへの道は随分明るくなりつつあるのである。エコハウスという言葉が普及してきている現在、だからこそ、何を優先順位としてパッシブ化、ゼロからプラスエネルギー化へ進んで行くかという事に関しては、確かな知識と業界のモラルが問われて行くところである。パッシブハウスをにらんで、よりエコロジーな住まいづくりをする事は、確実に全体のボトムアップ繋がる事であり、今現在だけではなく、先々の世代に対しても良いことであるということを、普及して行かなければならないのである。
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| 住まいづくりのヒント | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
パッシブハウスをにらんで...。5
  躯体の基本性能を担保する事を最優先に考えると、その時点で発電パネルなどをあげなくても、既に十分な省エネ効果が得られて、その上将来もっと高効率な発電パネルが安価に入手できれば、その時点で屋根にパネルをあげるという方法もある。その時点でエネルギー消費はゼロベースを超えてプラスに働き、創エネに転換出来るという事が大切ではないだろうか。ともするとギリギリの予算で、経済ベースのパフォーマンスとして無理矢理電池パネルをあげて、躯体性能がそれほどついてきていないというスペックは、誠実な設計とは言い難い。
 例えば何でもひとつのハードルが設定されると、何よりもそれを超える事が最優先されて、ギリギリのパフォーマンスでも超えていさえすれば良いという風潮に流れ易い。しかし、本当にそれで良いのかという事である。こんな時代だから、実はふたを開けてみると、エコでも省エネでもなんでもないという代物が出回る可能性が少なくない。そう言う意味で優先順位を厳格に、柔軟な発想で臨機応変に構築して行く事が重要である。(つづく)JUGEMテーマ:建築
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| 住まいづくりのヒント | 17:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
パッシブハウスをにらんで...。4
 継続的にストックとして有効な住まいを考える時に、遮二無二今という時点でのパッシブハウスを想定するばかりが答えではないと思う。現時点で条件が整えば、住まいのパッシブハウス化は理想であるけれども、問題は、継続的にそのレベルに住まいを引き上げて行く姿勢だと思うのである。付加設備だけでスペックを無理矢理あげても、10年後に機器類の更新の時にはただの家に戻ってしまうようでは本末転倒である。基礎性能をきちんと担保し、予算の許す限りスペックをあげておく、その上でさらにスペックをアップ出来る方法論を構築して行くという事が重要性である。付加設備によるスペックアップは、その先で良いのではないだろうか。20年前に灯油がリッター30円代だった頃、給湯も暖房も灯油ボイラーという住まいを沢山建てた。それが今は三倍である。良い設備であっても、社会情勢によっては臨機応変に更新して行かなければならない。また、年を重ねるごとにより高効率なものも現れてくる。そんな中で、本来設備機器は臨機応変に更新して行く代物で、それに頼るスペックは、長期の時間では余り意味を持たないものだと言えるのである。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 07:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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