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一個人の素直な感覚の大切さ...。1
 素っ裸な一個人として、例えば原子力発電所はどうしても必要だと思っている人がどれくらいいるのだろうか。少なくとも子を持つ親は、未来の世代に対してこんな負の遺産はないのだから、自分たちの暮らしを見つめ直してても全廃炉と思っている人も多いのだと思う。世論調査などをすると、なぜにどうして?と思うほどに、かなりの数字で原発の必要性を肯定する意見の方が声高になるのはどうした事か。
 例えば、大手電力会社関連の企業にお勤めの方たちや、所属団体がそちらに肯定的な業態の方たちは、会社で意見を求められれば肩書きで肯定意見となり、自宅に戻りネクタイをほどき、家族の顔を見ると否定意見となる方も多いのではないか。都心部で仕事をしていると肯定意見で、帰郷して田園風景の中では否定意見という人もいるのではないだろうか。そんな事を思ってしまうのである。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 17:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
快適性能が発揮される時...。6
 夏の鬱陶しい暑さをして、兼好法師は「住まいは夏とすべし」と宣った。京都の酷暑は私も経験したことがあるが本当に溜まらない。エアコンも扇風機すらもない時代。風通し良く住まいを作るしかなかったのである。そのあとに法師は「冬は着込めば何とかなるから」と言っている。だから、この数行を断熱・気密をしない理由にするのは大間違いである。夏のために冬を犠牲にする究極の住まいづくりの指南なのである。今は平成の御世である。住まいの性能は数値化出来る。もうそろそろ、この呪文から卒業しても良いだろう。高性能な住まいを作り出す事は容易である。
 問題は、風通し良く、日当りの良いだけのスカスカの住まいで力任せの冷暖房をし、エネルギーを浪費し続けている住まいである。勿論それだけエネルギーを消費しても、そこには「快適」という文字は見当たらない。この問題が一番深刻である。JUGEMテーマ:建築
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| 住まいづくりのヒント | 08:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
快適性能が発揮される時...。5
 要するに、「快適」を実現するためには、室内環境のコントロールが必要である。室外が快適で清々しいときは存分に一体となれば良いのである。風通しや日当りのことだけを仰る方は、このときのイメージのみで語られているのである。問題はそうではない時。この梅雨の時期や、夏の猛暑時、冬の寒冷期は、内外を断絶してコントロールした方が少ないエネルギーで快適が担保出来る。これが性能である。
 気密とは本来閉じているべき面を本当に閉じるための性能であり、内外をひとつにする時は、窓を開ければ良いのである。窓も閉じるときは本当に閉じれて、開放する的のみ大きく開けることが出来る性能が必要である。断熱は、熱を遮断する性能であり、逆の言い方をすれば、温度差をキープしてくれる性能である。そう考えると、あいまいな部分をなくして、コントロール可能にするための性能ということが出来るかもしれない。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
快適性能が発揮される時...。4
 私たちの情緒の部分で、感じようとする「快適」と物理的根拠の性能に裏付けされている「快適」とは、基本的にイコールなのであるが、そのニュアンスのずれをなんとか解説して分かっていただかないと本当の快適とは遠くなってしまう。室内の換気を即して、有効に空気を入れ替えるためには、気密性能が必要である。夏蒸れを回避するためには、日射熱を直接に室内に持ち込まないための庇などの工夫と屋根の断熱性能が必要である。この辺りのことがわかっていただきにくい。スカスカな家は換気が旨く出来ていないし、野放しに明るいだけの家では夏場にオーバーヒートしてしまう。ただ、イメージとして風通し良く、日当り良い明るい住まいというキャッチフレーズは根強いのである。私たちに言わせれば、「四季の温熱に配慮した」とでも前に付ければ据わりが良くなる。特に暑い、寒い、ジメジメ鬱陶しいこの時期はそこが大切である。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
快適性能が発揮される時...。3
 快適ということを体験せずに理解していただく事は難しいが、体験がないままに言葉でそれっぽい事が語れるから尚更複雑である。「風通しさえ良ければ...」とよく言うが、都心の住宅街などで自然通風を常に望める環境などと言うものは本当に稀であるし、例えばその風が望めたとしてこの季節の外気がどんどん入ってきては抜けて行くという環境が快適だとは思えない。ただただ日当り良く明るくというとご要望を聴いてしまうとオーバーヒートして熱くて暮らせない住まいになったりしてしまう。この辺りの感覚と実際とのずれを如何に縮めて行くかという事が私たちの課題であって、その部分こそが設計者の技量と言われるかもしれないのである。さすがに気密性能をあげると「息苦しい」などという根拠のないことを言われる方はほとんどいなくなったが、気密性能を揚げないと有効な換気が望めない。とご説明するときょとんとする方もまだ少なくない。この辺りのギャップを埋める作業が日々の戦いである。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 08:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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