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住まいづくり報告 宇部市K邸基礎工事
 日中は現場視察や諸官庁審査期間とのやり取り、夜はプランニングや書類チェックというハードな毎日がもう何ヶ月もつづいている。我ながら、良く持つなと思うのだが、根本的には「嫌いじゃない」という部分が大きいのかもしれない。先日も福岡での外回りを終え、その足で山口の審査期間へ書類提出、そのまま市内の現場へと足を伸ばした。丁度タイミング良く基礎配筋のまっただ中。防湿シートの重ねは良いか、配筋に間違いはないかなど、日暮れが迫る夕景の現場で一人ぶつぶつ言いながらの現場チェックとなった。K邸はまだお若いご夫妻とお二人のお子さんのための住まいである。分棟ガレージと母屋の間にウッドバルコニーを挟み、その下を玄関アプローチとする南向きの住まいである。敷地はエリアでも話題の新興宅地分譲地の一角。実は弊社が一昨年竣工させたS邸の斜め前の敷地。ご一家同士は何の因果関係もないが、たまたまそう言うお話となった。弊社でも斜め前同士で2 棟建てさせていただくというのは初めてで何となくプレッシャーである。(笑)
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| 住まいづくり報告 | 07:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
亡国の住まいづくり。6
 さらに言えば、個人の純粋の夢を経済という連鎖の中に組み込み、食い物にして国が肥えればまだしもの事、そのレベルの住まいでは、いわゆる社会資産としても不十分である。少ない消費エネルギーで暮らせる事は勿論、その上で次世代に引き継げるスペックかという事も重要である。20年やそこらで建て替えなければならないスクラップアンドビルドの論理を未だやり続けているが、一見経済循環しているように見えても、それは極めて生産性のないお話である。経済という眼鏡を一端外すと、国家が何の意味のないことに延々と対価を使い続けていることになりはしないだろうか。個人の夢を歪曲した上、国を富ます事もない。まさにそんな住まいづくりは、亡国の住まいづくりと言わざるを得ないのである。世界中には今を見据えて、先々のことも熟慮しながら、刻々とその変化の中で準備を進めている国もいる。残念ながらこの国は、戦後の70年の基調を変えたがらない人が多いようである。戦後復興の華々しい歴史は事実だが、過去の再来を期待した所で、空しいだけではないだろうか。日々、一棟の住まいに向かいながら、亡国とならない方策を考えている。
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| 住まいづくりのヒント | 08:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
亡国の住まいづくり。5
 昨今の住まいづくりの風潮は、私にはランニング短パンに下駄履きの姿で、最高級のシルクハットをかぶせられて、省エネだゼロエネだとごまかされているきらいが否めない。カッコイイ最高級の麦わら帽子ならいざ知らず、シルクハットがいかなる最高級品でも、端から見ると滑稽でしかない。ましてや設備過多は束の間の夢のごとく10年もすれば夢から覚める更新時期がやってくる。その時に改めて自分のランニング短パンに気づかされるのである。
 タキシードとまでは行かなくても、洗いざらしのフィット感のある綿のシャツくらいはいつも着心地良く来ていたいものである。だから私はいきなりシルクハット(太陽光電池パネル)をお奨めはしない。日々の暮らしに必要なものは、もっと足下からである。創エネもすばらしいが、その前に本当の省エネである。ここを間違えると個人のささやかな夢が、一瞬にして藻屑と消えてしまいかねない。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
亡国の住まいづくり。4
 極端な言い方をすれば、全く性能が望めないこれまでと変わらない住まいに、想定される消費電力料金に相応する送電が出来る太陽光電池バネルを力任せに乗せて、「ゼロエネルギー住宅の出来上がり」と言った感じの住まいが横行している。一言で言えば、これは売電価格の変動で条件は今後どんどん変わって行くし、「経済」というものさしで省エネを語ること、これは由々しき問題なのである。設備更新の10年か15年後には、かつてと変わらない、もしかするとかつてより手抜きのスカスカな住宅が、お為ごかしな省エネ設備の付加でいかにも最新鋭省エネ住宅であるかのような広告には本当に閉口してしまう。吐露するが、省エネを唱えながらも、私は自分の仕事で積極的に太陽光電池パネルを採用したことはない。その理由は、限られた予算の中で、優先順位というものがあって、少なくとも、太陽光電池パネルはその上位では決してないという事である。(つづく)
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| - | 09:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
亡国の住まいづくり。3
 とにかく最近の住まいづくりの風潮は、設備設備である。太陽光発電パネルをしこたま屋根に乗せて、エネルギー消費監視システムを搭載し、エコ省エネには必須アイテムのごとくの宣伝が横行している。これでゼロエネですという言い方は、私たちには違和感があるのである。
 どんなに設備を重装備にしても、それは家電レベルの事であって、家電は10年もすれば更新時期があり、新製品の開発も短いサイクルでどんどん進む。日に日に建設コストのバランスがこの設備機器に取られて行く風潮は、あながちエコを求め、住まい手の幸福を求めているとは言えない部分があると私などは思ったりする。
住まいをそう言う時間スパンと、消費システムで語って良いのかという一抹の不安が私たちにはつきまとう。ましてや、基礎的なことが出来ている住まいに付加するならばまだ分かるが、予算配分として、そちら優先では本当に本末転倒である。(つづく)
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| 住まいづくりのヒント | 10:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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