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住まいづくり報告 八幡西区N邸 7 【アトリエ】
 昨日のアトリエには、階段を上ると、こういう隠れスペースが設えてあって、ハイサイドの公園を望む窓を吹き抜け下のアトリエと共有しながらも、また別の表情で愉しむ事が出来ます。「気配」と言う言葉を私は大切に考えますが、姿は見えなくとも何となく気配を感じる事が出来ると言うのは、時には安心であり、時には不安であると言う事が出来ます。今回は、誰かと繋がっていると言う気配は感じながらも、ふっと一人になれる場所として、この隠れスペースを提案したのです。右手のカウンターは、地元の大工さんだったご主人のお父様が大切に倉庫に保管されていた挽き割りのままの厚板で、今回カウンターにとご所望があったために、耳付きのままなるべく加工せずに取り付けられてものです。お嬢さんからすれば、おじいちゃんの痕跡の残る板が、ずっとこの場所を守ってくださると言う事になります。ふっと創作に疲れたときは、ここで外を眺めながらぼーっとするもよし、時には午後のまどろみを愉しむも良し。気の置けないお仲間とのエンドレスな会話を、下のアトリエの気配を感じながらも愉しむのも良しです。ご家族のみなさんに、この場所は工事中のお打ち合わせのときから気に入ってもらいました。さて、この場所で、どんな物語が紡がれるのでしょうか。JUGEMテーマ:建築
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| 住まいづくり報告 | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 八幡西区N邸 6 【吹き抜け・アトリエ】
  N邸でもう一つの吹き抜けとなるところが、お嬢さんのアトリエです。近頃イラストレーターとしてのスキルを日々上げられて、Tシャツや小物にシルクスクリーンでイラストを印刷されたり、とても個性的で魅力たっぷりのイラスト作品を作られています。アトリエはそう言う彼女の作品を展示したり販売したりする場所として、また交流があるお仲間が集う場所として使われていくのです。あえて、真っ白いニュートラルな空間として、建築YAとしての私は、光の陰影のみで空間づくりをさせていただきました。これからお嬢さんの作品が、この空間を埋めて行きます。ハイサイドの四角い窓は、優しい光を終日アトリエにおろしてくれています。2階に落ち着けるコーナーも設定しました。KOTO Factoryというお名前を見かけたら、是非是非見てください。髭も応援しております!!無心になり、何かに打ち込んでいる時間は、他の事が一切目からも耳からも入ってく来ないくらい集中して、時間などあっという間に過ぎて行きます。その充実感は、人として与えられた至福の瞬間の一つだと私なども思うのですが、そういう感覚を共有できるお仲間が、このアトリエを通じて、お嬢さんに一杯出来たらいいなと思いながら、この空間を創造しました。そしてちょっと疲れたら、2階の隠れスペースでお昼寝などしてまどろんだりしてもいいですし、ハイサイドの窓からは、本城公園の四季の移ろいが額縁で切り取られるように見えるようになっています。私の仕事は、このガランとした何とも格好のつかない写真写りの空間まで。それで良いのです。ここにファクトリーの作品がいっぱいつ詰まった頃に、またお邪魔したいと思っています。
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| 住まいづくり報告 | 11:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 八幡西区N邸 5 【吹き抜け】
 N邸のリビングダイニングは、一部が吹き抜けている部分が何カ所かあります。限られた面積の中ですから、大きなものではありませんが、見上げると南面にはハイサイドの四角い窓が開き、日中に深い軒に守られた優しい光が降りてきていて、反対側には2階の廊下と繋がる部分があります。「吹き抜けがあると寒い」と言うお話は、住まいの基本性能の話として、やはり隙間の多い性能のない住まいの事だと言えます。逆に、性能があれば上下階の温度差が減り、視覚的にもダイナミックな空間構成で演出効果も大きいメリットが大きいと言う事ができます。2階の廊下から、階下のリビングを見下ろす事も出来ますし、上下階で空間の一体感は常に意識できるのです。先日2階から、息子さんが「2階にいるよー」と声がかかりました。こういう事です。いくつかの吹き抜け、階段部分から、上下階の空気とともに、家族の思いもが一体化してくれルノかもしれません。
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| 住まいづくり報告 | 07:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 八幡西区N邸 4 【掘りごたつ】
 さて、昨日の種明かし。某番組のナレーションなら「なんということでしょう...」とやるのかもしれません。笑。私は本来あのような忍者屋敷的な仕掛けを好みません。何故なら住まいとはごくごくありふれた日常のベースであり、小手先の玩具的な仕掛けではそういうものを下支えすることが難しいと思うし、また一見ひとの目を惹き心動かすものは、とかく一過性で飽きられると思うからです。ただ、この仕掛けはもう何度も私の現場では登場する定番のもので、瞬時にしてフルフラットのフローリングの床に、足を突っ込む掘りごたつの床が出現すると言うものです。毎度少しずつ改善がなされていますので、少しずつは地味な進化をしているのですが、今回もまた採用となりました。ダイニングセットは食事のときの設えで、カウチソファーはまたリビングの団らんの場です。リビングダイニングと言う設えの場合、この二つの設えをそれぞれとると、それなりのスペースを取るのですが、面積を切り詰めて行くための工夫として、かつて日本の住まいでは当たり前だった茶の間と言う発想を現代風にアレンジするとこのような掘りごたつとなりました。今、このあつらえた穴の上に、Nご一家のご実家で昔から使われていた黒々とした重厚な座卓がぴったりとはまり鎮座しています。ご家族の団らんからお食事のときも、年月を経てきたその座卓が中心に時間が流れています。また、配置を換えたり、経角用との場合は、このようにしてフルフラットとして使うのです。その時はかけ声よろしく、「まあ、何と言う事でしょう」やっぱりこれですかね。笑。
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| 住まいづくり報告 | 06:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 八幡西区N邸3 【リビングダイニング】
 玄関から角度を変えて奥へ進むとこのリビングダイニングに至ります。今回も、全体の目標規模内に納めるために、ご家族とよくよくご相談してリビングのソファーセットとダイニングテーブルと言う発想をやめました。ご実家にずっと前からあったどっしりと重い座卓をつかったいわゆる「お茶の間」の登場です。フローリングの床に座卓かと言われそうですが、これがなかなか合うのです。もちろん、床がいつまでも寒い住まいではないので、掘りごたつ形式にすることと、いわゆる座布団やクッションで違和感は解消されます。かつての茶の間は4.5帖とか6帖とか、それよりは随分広々とした茶の間です。吹き抜けの上のハイサイドの窓は、深いの期に守られていますが、この時期はサンサンと光を注いでくれて、昼間は照明器具はいらないほどです。2階の廊下と繋がる吹き抜けは、立体的に視線を開放します。南面の大開口は冬の日射取得に有効で、深い軒は、夏場の遮蔽に役立ちます。もちろんそれだけでは駄目ですが、季節ごとの設えを助けてくれる形になっています。座卓はどこへ行ったと言われる方、それは明日のお楽しみです。
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| 住まいづくり報告 | 07:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
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