良く、一票の格差などと言う言葉が取りざたされます。確かに大切な事ですが、現実に見れば、様々な選挙の半数にも満たない投票率の実態から見れば、私はまだこの国は捨てたものではないと思えるのです。この過半の人々が目覚めれば、世の中は大きくシフトします。「誰を支持して良いか分からないから選挙には行かない」と言う人が、まだ目覚めていないのです。半分にも満たない人の中の改憲勢力が近年増えていると言う数字はありますが、この眠れる過半の方々が、改憲を望み、右傾化を心から望んでいるとも思えません。例えば今のところ、政治には興味もなく、日々その日を暮らしているのが精一杯という人が、次の選挙は正念場。危なっかしい原発の廃止や、憲法改悪、税制不公平に大きく関わっているから、今回ばかりは一票入れに行こうと想いさえすれば動きは加速すると思うのです。安倍内閣を一日も早く終わらせる事はこの国の安全と平和のために必須ですが、その先もっと極端な軍事増強と憲法改悪に突き進む人々に議席を預ける訳にもいきません。何度も言いますが、政治的な強運の持ち主の現都知事がこれまでしてきた発言のような政治を本当に押し進めたら、安倍政権よりも極右な方向へ進まざるを得ません。この事は絶対に忘れてはならないと思います。
こんな政治がらみの記事を上げると、一日のアクセス数はグンと下がります。住まいづくりを生業にしている者が何を生意気にと思われるかもしれない。ただ、政治とは私たちのような様々な職域の人々が幸福に暮らすための仕組みづくりの場なのですから、皆が色々想いを混めて、政治参加したら良いのだと思います。さて、これからこの国の先々を大きく左右する決断の時が来ます。基本としては、皆さんひとりひとりが、優しい気持ちで、それぞれの幸福を願うそんな判断をしてもらえればと思います。私は、現政権のする事にことごとく反対ですし、今が正常だとは思っていません。安倍政権以降、亡霊のごとく軍靴の足音は確実に近づいてきています。安倍降ろしの結果として、緑の都知事を立てたところで、おおよそもっと悲惨な戦争へ誘われます。皆さんひとりひとりがよく考えて、世界でも希有な平和な国に戻れたらと思います。(おわり)
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