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住まいづくり報告 福津市U邸木製サッシ

 いよいよサッシの搬入が始りました。国産の高性能木製サッシを待ちつづけてこの日は朝から現場関係者が集まりました。木製サッシの存在感はただ者ではなく、と同時に非常に重い。笑。一番大きなヘーベシーベなどは4人でも抱えられないほどの重さになります。取り付けは大変ですが、それが故に取り付けられた存在感はひとしおなのです。今回は南面とファサード周りはこの国産の高性能サッシ、水回りなどは樹脂サッシを採用しています。現場もようやくここまで来たかと言う状態です。お施主様が迷いに迷って決められたカラーも、優しいライトブラウンが感じのよい窓回りを演出しそうです。室内がいよいよ断熱と高性能窓で覆われ、熱的に守られた空間となっていきます。現場でも外部から室内に入ると、すっと音が消え、すでに静寂の中で何となく暖かい空気感が漂い始めています。ご家族を日々無言で守っていく、そんな空間が出来上がりつつあります。これから内部の仕上げが急ピッチに進められていきます。

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| 住まいづくりのヒント | 07:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 福津市U邸PJパネル搭載

 現場の室内は、上棟の日を堺に一変しました。いつまでも寒い季節ですが、室内の休憩が、急に楽なものになったからです。何となくですが、すでにほっと暖かい。今回のU邸も3年越しで準備をしてきた自社開発のPJパネル(壁PJ-W,屋根PJ-R)を採用しています。一昨年来、職人さん高齢化と不足、現場の性能均一化に向けて、汎用パネルの開発に取り組んで結実した結果です。構造面材と軸間断熱材を一枚のパネルとして工場生産し、棟上げの時に現場に搬入して取り付ければ、構造補強と断熱工事のあらかたが終了してしまいます。屋根パネルは通気層と断熱層の手間のかかる部分を一枚のパネルにして、足場のない高所作業を最低限にしようとしたものです。25年以上もこんな事をやってきた私たちだからわかる事ですが、これからエコハウス流行りで高性能に取り組む方が増えますが、にわか仕立てではスキルがついていかないで現場の性能の担保が難しい時代に入っていきます。計算はいくら出来るようになっても、現場の性能がついていかなければ何にもなりません。そこで、誰でも均一に計算の結果が担保できる工法を模索しているのです。今回は付加断熱も強化して、超高性能を狙います。これから益々人手不足、パネル・断熱メーカーとともに、これからも改善を加えてこのパネルを採用していただけるお仲間を増やしたいと思っています。

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| 住まいづくりのヒント | 07:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいづくり報告 福津市U邸中間検査

 先日上棟した福津市のU邸が、無事中間検査を終えました。大屋根構造の全体像も少しずつ伺えるようになってきて、その様子が伺えるようになってきました。中間検査は建物の位置関係や全体の規模、屋根防水が完了しているか、軸組が適切か、補強金物を間違いなく取り付けてあるかなどを検査します。検査官とともに現場を回りながら、その一つ一つチェックしていきます。検査官から、「贅沢な空間ですねぇ」と漏れる声。一部2階部分はあるもののほとんどが平屋部分のU邸の屋根のヴォリウムに驚かれていました。この屋根に12kwの電池パネルが搭載されて、EVカーの充電までまかなえる極めて高性能なエコハウスになりますと説明すると、更に驚かれていました。検査は無事合格判定で完了。これから北国で製作している木製サッシが届き、壁の付加断熱など日々工事が進んでいきます。

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| 住まいづくりのヒント | 07:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいの「大」は「小」を兼ねない件。5

 価値観が変わり、ミニマルな空間にクレバーに暮らす事のほうが尊敬をもって評価される時代。そんな時代が間近ではないかと私などは密かに思っています。近代のモダニズムは、まさにオーバースケールした様式建築から寸法をヒューマンスケールに戻す戦いでもありました。高度成長期を反映するかのように、日本の住まいは徐々に大きくなってきましたが、それは消費文化の象徴であり、時流からすれば、その流れはすでに過去のものになりつつあります。これからは、持続可能な社会を目指して、いかに環境負荷を減らして、賢く暮らすかということが求められています。年に何度遭遇するかわからない客人のためのスペースを年中温度管理しなければならないというのは愚の骨頂と言うもの。住まいづくりをしようと発案したご夫婦が、家族を形成して、子どもが生まれて、そしてやがてご両親が身を寄せて、いつの日かまたご夫婦に戻るまでの長きに渡って、ご家族に寄り添う空間を考えれば、その時々の要素を拾って、最小限空間をいかに愉しく豊かなものにするかが大切なのだと思います。日本人は本来、自然に抗い征服すると言う意識よりも、むしろその中にとけ込み共存することを好む国民だと思います。草葺きの庵に象徴される環境共生とライフスタイルは、ミニマルな超高性能住宅によって再び開花するのではないかと思うのです。(おわり)

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| 住まいづくりのヒント | 07:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
住まいの「大」は「小」を兼ねない件。4

 「豪邸」と言う言葉がありますが、誇らしげに住まいの大きさを自慢する時代は、すでに終わっていると言うと言い過ぎでしょうか。お座敷の床構えや、庭石を自慢してきた世界を否定はしませんが、価値観はすでにそこにはなく、むしろ究極のもてなしの空間を、僅か畳二枚に求めた日本人の感性に訴えるミニマルな空間こそ、これからは評価されていく時代ではないでしょうか。戦後、とかく日本は米追随で突き進んできましたが、そのアメリカでも食超気味の空間に疲れた人々がトレーラーハウスや小さなタイニーハウスで暮らす事が流行していると言う。モダニズムの神様コルビュジェとて、湖畔の小さな家にその究極の答えを求めています。巡り巡って私たちは、本来持っていた美学をもって日本版タイニーハウスを模索する日が来ているようにも思うのです。

 小ささには、知恵があります。小さくても不具合が起きないような徹底した検証が必要な分だけ、熟考されます。そこにエッセンスがたっぷり濃厚に詰まると言う事になるのです。また、その暮らし方にも知恵が必要です。空間に時間軸が重なり、無駄のない空間と所作の中にシンプルな美しさが宿ります。断捨離流行りですが、まさに空間の断捨離が必要なのです。小さなヴォリウムこそが何より省エネな事はまぎれもない事実ですし、「◯◯さんの家、◯◯坪なんだって」と小ささが誇らしげに自慢できる日も来ないとは限りません。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
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