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ゴールデンウィーク真っ最中 1

 カレンダーはゴールデンウィークに突入しました。人によっては10連休と言う方もあるそうです。いつものごとく、こういう感覚に疎い私にはいつもと変わらぬ何の変哲もない毎日ですが、定時にアシスタントが出社して、珈琲を一杯と言うルーティーンからは様子が変わって、いつもより少しだけ静かな朝が巡ってきています。

 一昨日は年老いた母が気になっていた実家の補修を日曜(土曜でしたが笑)大工しました。そして昨日はご案内を頂いていた糸島の櫻井神社まで朝から足を伸ばし、本日の大注連縄掛け祭りの祈願書奉納に出かけました。本日朝から氏子50人余りの方達が集められた祈願書を綯う縄に編み込んで大きな注連縄を作って、あの二見が浦の夫婦岩にかかる注連縄を新しいものと取り替えるのだそうです。帰りに湾岸を走りましたが、一年でこの時だけではないでしょうか。縄のかかっていない夫婦岩をみてきました。その道中にお電話が入り、お問い合わせを頂いていたお客様からの面談希望が入り、高速を飛ばして今度は筑後まで。高速が心配でしたが時間帯が良くて難なく通過。途中基山の肉うどんを賞味する時間まで作れた余裕の移動でした。それにしても、最近のサービスエリアはテーマパークのようです。芋の子を洗うようなフードコートで食事しましたが、人々の笑顔をみていると、ゴールデンウィークはやはり家族の為にあるのだなあと思いました。それぞれの家族が、大移動しながら、その絆の素敵さを味わい、また頑張れるとよいなと思います。同時間の大移動渋滞には閉口しますから、私は同調しないように致しますが(笑)皆様よいゴールデンウィークをお過ごしください。

さて、私は本日以降も、断続的に会議と打ち合わせが入っており、企画の宿題や明けからの動きの準備に追われます。

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| 住まいづくりのヒント | 07:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
あったかい気持ちになれるように 5

 近頃、見聞きする事がどうにも殺伐としていて、ついつい気鬱になってしまいがちですが、総じて感じるのは優しさのなさです。もう少し気遣いできればと思うのですが、すべての価値観が損得勘定で、行き過ぎた拝金主義があらゆる分野でモノ・コトをギスギスしてしまっているようで仕方ありません。何事にも畏敬の念というのが大切だと書きました。想像は、私たちを取り巻く環境に対して人工的な手を加えると言うこと。少なからず環境破壊です。その根本に「ちょっと我儘、お許しください」という畏敬の念がないと、傍若無人な振る舞いになってしまいそうなのです。たまたまこの地球で高度な文明を謳歌している私たちですが、果たしてどこまで私たちの振る舞いは許されていくのでしょうか。

 先日20年以上前に、一時期、深掘りしたアイヌ文化のことについて思い出す機会がありました。日常で、例えば愛用した農具や工具の柄が折れて壊れたりした時に、アイヌの人々はそれを感謝を込めて神様の国に返す方法として土に埋めるのですが、アイヌ(人と言う意味)の世界からカムイ(神様の意味)の世界に返す時に、例えば花一輪でも添えてお礼として埋めるそうなのです。それをアイヌ語で「ミアンゲ」と言うそうです。日本語のみやげの原語でないかと私などは思いましたが、まさに、自然の中にあり、その偉大さに畏敬の念を持ち、少しばかり人間の世界でそれを使わせていただくことに感謝しながら暮らすと言う文化が、どれほど清々しく感じたか、今でもその時の感動を覚えています。いつしか人間は、生意気にもあらゆるものを手中におさめているかのような錯覚で、傲慢になりすぎてはいないでしょうか。貨幣など、単なる価値の代替品でしかないのに、価値よりも貨幣が、優位で扱われていないでしょうか。今こそ私はそんな価値観を洗い直しながら、愚直に仕事をしたいといつも思っています。(おわり)

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| 住まいづくりのヒント | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
あったかい気持ちになれるように 4

 何事も、何となく優しくないのです。経済が上向きだから文句ないだろうと嘯くリーダー。ミスを認めず責任転嫁ばかりの閣僚達。誤摩化しと隠蔽のお役人達。それをネタに対立軸を形成して口汚く罵り合うSNSの住人達。人と人がそんな場所でふれあうと、まず誰彼かまわず、「自分は悪くない」「文句あるか!」「あいつの方が悪いことしてる」となんとも優しくないのです。江戸や上方に区別なく、例えば落語で熊さん八つぁんが往来を進む時でも「ちょっとごめんよ」手を分け入って「ご免やっしゃ」という台詞の描写が見られます。ちょっした周囲への遠慮と間合いが潤滑油だったような気がするのですが、今ではそんな気遣いも空しく、自己主張が強いものほうが目立ち優位に立つ傾向は少し改めなければならないようにも思えます。

 ものづくりにおいても、その傾向は少なからずあるような気がしてなりません。自然界から原料を取り出し、人の手を加えて何もないところにモノを出現させると言うことは、創造的な人間の大切な営みですが、ある意味別の視点から見れば少なからずどんな小さなものでも自然を破壊し、環境を人工的な変えることになります。この事に対しての畏敬の念が忘れられていることに、私は原因のひとつがあるような気がしてなりません。少なくとも、ちょっとごめんなさいというためらいや、躊躇、そしてそれを許される感謝が伴っていないといけないと思うのです。あらゆるものが優しくないのは、そこから考えなければいけないのではないかと最近よく思います。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 09:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
あったかい気持ちになれるように 3

 とにかく急ぎ、大量生産を仕掛け、数百メートルごとに夜中でも煌々と灯りが灯るコンビニに行けば、どの店でも同じものが買える。そんな夢のような現実を獲得した私たちは、ちっとも安心できないでいます。今この国はかつての絶頂期をなぞらえて、イベントを目白押しにして起死回生を計ろうと躍起です。ただ、私に言わせれば、やはり、戦争で失ったものが、何十年、何百年と構築してきたものであったならば、それはまた、それだけの時間をかけなければ「得られないもの」そう認めることだと思います。大量の資源を輸入して、確固たる技術と安い労働力でそれをメイドインジャパンの人気商品にして、世界へセールスする時代はもう終わりました。

 人口も減り、生産力も落ちるこの国が、これからやるべきこと。もう急いで、大量にの必要はありません。私は、何事も丁寧に行うことだと思うのです。

 少なくともかつての日本人には、自分を取り巻く周囲に対する畏敬の念が強く育まれていたように思います。万物に神が宿る、八百万の神という発想は、まさに自分を取り巻く自然界に対する畏敬の念だと思います。「足るを知る」という言葉がありますが、大量に作り価格を下げ、売りさばくと言う時代から、一つ一つ丁寧に畏敬の念を抱きつつ、創り上げていくこと。ほんとうはかつての日本人が皆、心の根底に持っていたもの、それを思い起こすことだと思います。そう考えると、お国は真逆を暴走中ですが、ここは私たちひとりひとりの踏ん張りどころだと思うのです。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
あったかい気持ちになれるように 2

 考えてみると、この国は敗戦から70年余りと言う時間を、2/3くらいは、焼け野原から世界に冠たる技術立国への華々しい右肩上がりの経済成長期として過ごし、言わばなりふり構わずイケイケドンドン。残り1/3はその栄光から停滞、少しずつ後退していく事実を認められず、その歪みを何とか軌道修正しようともがき苦しんでいる時間として過ごしてきたようにも思われてきます。辻褄合わせに終始して、すでに下り坂をおり始めていると言うのに。今は、そのもがきにも疲れ、次々と誤摩化してきた現実が露になり、誰も責任を取りたくないから、愚者に冠を与えて体裁だけを繕っているように見えなくもありません。何れにしても、閉塞感と不安な気持ちが全体に蔓延しているように思います。さて、オリンピックや万博を仕掛けて、その気分が払拭できるのでしょうか。私には、祭りのあとの方が空しさは増すように思えてしまいます。

 お手軽な幸せとして、一律に物事が満たされる便利さは、一見、幸福の基準を満たすようにも思えますが、それを長い時間にさらした場合、薄っぺらさが目立ってきます。ひとえに、この国は便利さと損得勘定を満たすことで、幸せを試みてきたのかもしれません。もしかするとその理由は、ずっとずっと長い時間をかけて構築してきたものを、一瞬にして戦争ですべて焼き尽くしてしまった反動かも知れません。70年余りが経ってみて、それではやはり満たされないと今気付き始めているようにも思えてきます。温かい気持ちになれるように仕掛け方を根本から変えるべきなのです。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
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