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くらしをかたちにしていくということ。 5

 住まいとは、日常の暮らしをかたちにすると言う事だと思います。現代人は生涯の9割以上を屋内で過ごすと言われています。そのベースとしての住まいですから、それぞれの住まい手の暮らしが、微に入り細に入り個性豊かであるように、本来住まいもそう言うものの-4

がフィット感があるように思うのです。二次元としての間取りに、高さを加えた三次元立体の住まいですが、私は住まいを考える時に、もう一次元、時間軸をしっかりと考慮した住まいでなければならないと思うのです。結婚して、子供さんが出来て、「そろそろマイホームでも」という感覚を余り疑問ももたずに具現化すると、どうしてもMAXヴォリウムの住まいになってしまいます。後々減築を余儀なくされるパターンですが、住まいは平均して、もっと小さな空間でも良いかもしれないと最近つくづく思うのです。夫婦単位から、子供が増え、やがて夫婦の親が頼り同居し、そこがピークとなり、子供が巣立ち、お年寄りが先に逝くと夫婦は再び二人きりに戻ります。最近ではライフスタイルも多様化して、お一人暮らしも非常に増えているともうかがいます。住まいは規模ではなく、安定した性能とそれに裏付けられた快適性、そして飽きの来ない設えと肉迫したフィット感だと長年の仕事からつくづく思います。この事をふまえると、エコハウスへと確実に導かれていくのです。くらしをかたちにしていく住まいづくりをしませんか?(おわり)

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| 住まいづくりのヒント | 06:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
国際パッシブハウス・オープンデー(11/11)参加受付中!

国際パッシブハウス・オープンデーは、ドイツの国際パッシブハウス研究所を中心とした国際イベントで、世界中のパッシフハウスを皆さんに体験してもらおうという主旨で、オープンハウスを同時開催しています。弊社が所属する、一般(社)パッシブハウスジャパンでも、それに連動して「国際パッシブハウス・オープンデー2018」を開催します。11/9〜11の三日間、全国各地の認定パッシブハウス、そしてPHJが規程する推奨エコハウス基準の住宅が見学できます。入場無料。お申し込みはPHJホームページ から。今年は髭も、11/11日、基本設計と温熱監修をした佐賀県小城市の「山東美建ゲストハウス」で参加致します。午後には現地に在所致しますので、皆様どうぞお越し下さい。社長とのトークショーが企画されているとかいないとか。笑。掘りごたつ形式の巨大テーブルで、ゆっくりとエコハウスを語り合えるスペースです。エコハウス、高性能住宅にご興味のある方、心よりよりお待ちしております。

パッシブハウスジャパンホームページ 

http://passivehouse-japan.org/ja/openday2018/ 

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| 住まいづくりのヒント | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
くらしをかたちにしていくということ。 4

 私たちは、住まい手の望む暮らしぶりの、言わば舞台としての住まいを構築していく事が生業です。どんな暮らしをされたいかという事を、しっかりインプットしたいと想い、質問を沢山してイメージを共有していきます。最近の傾向として、住まいの性能やスペックに関しては大変熱心に勉強されて、生半可なプロでは太刀打ちできないのではないかと思われるようなお客様も増えて来ています。悪い事ではないのですが、本来はそんな事はプロを信頼して任せば良い事です。ところが、プロに任せてはいられない今の有様は、きちんと性能レベルを一定以上担保できない、まさに我々業界の問題で、業界の者のひとりとしては申し訳ない気持ちが拭えません。私などは、そんな部分はなるべくこちらに御任せで良いように早くなって、暮らしの信条や日常を愉しむ設えに対してもっともっと深くご相談しながら住まいづくりをした方が、きっと暮らしも楽しくなると思うのですが、空前のエコハウスブームは性能値ばかりがクローズアップされて、肝心な中に入る人とその暮らしがおざなりになる懸念も含んでいます。勿論性能値を数値化できない住まいはこれから論外ですし、国内の基準値でウロウロしているようでは住まい手に快適を提供する事は出来ません。その部分はこれから既定路線として、その上でどんな住まいなのかをもっと熟考していく必要があると思うのです。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 06:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
くらしをかたちにしていくということ。 3

 「何だかイイ!」というこの「なんだか」が大切で、曖昧で理由は言葉にはならないけど、愛着が持てる。そんな空間が作れたら、住まいづくりは成功だと思います。刺激的で、こけ脅しの設えは簡単ですが、そんなものでは瞬時に種明かしがされてしまい、消費されてしまう。飽きが来るのです。住まいはもっともっと長い時間、お気に入りものでなければならないと思うのです。きっと、有史以来、「巣」としての住まいは、それぞれ自分が作っていた時代が長いのではないかと思います。自分、ないしは自分と同じコミュニティーの人々に協力してもらい創る住まいは、そのプロセスだけで愛着が湧くものだと思うのですが、いつしか住まいは誰かに依頼して建ててもらうものになり、そのうち出来合いを買うものになってしまった。そんな経緯で、昨今の消費される住まいは「愛着」という部分が随分希薄になって来ているのではないかと私などは思います。便利で、性能が良くて、より適正価格なだけの住まいであれば、決まった仕様の量産住宅で良いとも思います。ではなぜ、カスタムメイドの我々のような住まいづくりがあるか。住まい手の理想とする暮らしは個々に千差万別です。それを少しでもきめ細かくリサーチして、それに叶う大切なお宝を随所に隠して埋め込んでいくように設えていきます。それはまるでいつしかそのお宝が住まい手に発見される事を期待しているかのようにです。そういう賞味期限の長い設えをしていく事が、我々の仕事だと思ったりします。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
くらしをかたちにしていくということ。 2

 いわゆる間取り図は、建物を水平にスライスして、屋根を取って上から見下ろしたようなかたちで描かれた図面で、ここは何の部屋、ここは何をするところと空間を陣取りしていって、それを人が動く「動線」で繋ぐということで成り立っています。殆どの場合、住まいの空間構成は、この「間取り図」でお互いの情報を共有するのです。ものの本によれば、人間のというものは三次元のこの世界で暮らしていますが、実は常にこの三次元空間を意識していると言うものでもなく、案外、二次元的な認知で済むものは二次元で把握しているものだそうです。要は、脳がオーバーヒートしてしまわないように、必要な情報で事足りる場合は無理のない使い方をしているようです。人間のこういう機能には感心しますが、案外この事は空間構成の大いなるヒントになります。例えば間取り図を見て、自分の部屋の壁一枚隔ててトイレがあったとして、部屋のドアから迂回してトイレを使うのが「遠い」という言い方をされる事があります。「動線が長い」と一般の方でも動線と言う言葉を使って言われます。ただ、これは間取り上壁一枚となりにあるからそう思うのであって、出来てしまうと実際のその距離を遠いと感じる事はそうはありません。逆に意識を遠ざけた方が良い空間はこうしてわざと裏返しに隣同士、壁一枚で配置する事もありますし、認知の仕方をうまく使えば、間取りは巧みなものになってきます。普段それほど研ぎすまされていない三次元の認識を思えば、その魅力を三次元的に埋め込んでいけば、逆に、飽きの来ない魅力のある空間になっていくと言うものです。

 最近、階段が目の敵にされて、平屋流行りですが、私はその結論付けは多くの場合軽軽だと思ったりします。(つづく)

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| 住まいづくりのヒント | 07:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
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