建築YA「髭」のCOLUMN

福岡を中心に住まいづくりをする建築YAのコラム
どうして「温暖地」で断熱なのか...。4
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     一度つくった温度環境をキープするための断熱ですが、自ずと外気との温度差が激しい方が重装備にするべきだと言う言い方は、一見正しいのですが、外皮も十把一絡げにしてしまって、全体のUa値だけで論じては方向性がおかしくなってしまいます。ともすると、冬に熱が逃げていくイメージが先行してしまっているきらいがありますが、福岡などはまさに夏対策としても十分な断熱をしたいのです。私が大昔、寒冷地で学習した断熱は、壁、壁でした。それを北部九州で展開し始めた頃、私はそのディテールを物件ごとに改善してきたのですが、屋根断熱の仕様はみるみる北のお手本よりも重装備になっていった事は言うまでもありません。建物全体のUa値は外皮の平均ですから、それ自体は別の建物との性能比較には使えても、その地域に建つべき性能そのものを完全に表す値ではないという感覚で見るべきだと思います。ここは、今のように「エコ・省エネ」をテーマにするところからではなく、何より住まい手の快適性から断熱をスタートさせた私たちだからの感覚かもしれません。まずは「快適性」を追求すれば自ずとこれからやっと始る義務基準などと言うものは遥かに越えてしまいます。そして、ほんとうの快適性が満たされていくと、本来の省エネ性能が発揮できるレベルに達してくると言う順番が健全なのだと思います。先行して「省エネ」が取り上げられる事こそに、私などは少し違和感を覚えるのです。おなじ断熱でもその目的と順序を間違わないようにしないとなんともバランスの悪いものになってしまうと思うのです。義務基準は、そう言う意味では「街を裸で歩きなさんな」という公衆道徳の話しで、夏は麻を着て冬は綿入れを着ようとか、どう着こなすとおしゃれかなどと言うレベルでない事を知らなければならないのだと思います。(つづく)

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    | 住まいづくりのヒント | 07:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
    どうして「温暖地」で断熱なのか...。3
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       あまりにも地域区分の日本列島地図を過信して、「ああ、ここは南国だからこの程度でいいや」なんて話しは、ほんとうにもうそろそろやめなければなりません。ここで認識を新たにしなければならないのは、省エネ基準で論じられている物差しは、消費エネルギーの事など全く考えなかったこれまでの住まいを、「これからは最低これくらいの省エネ性能にして、エネルギーの無駄をなくしましょうね」という物差しであって、「快適性」についての物差しでは全くないと言うことです。北国では、最低これくらいは断熱しなければ命に関わるし、エネルギー負荷も莫大だから、まあこれくらい、南の方は、そもそも冷暖房にも消極的で我慢して暮らすのが常だから、このくらいで…なんて感じの物差しなのです。何処までいっても、そこには安心の快適性などないのです。いわゆる我慢出来る巾の違いこそが、この地域区分なのではないでしょうか。

       すなわち、中途半端な性能では、エネルギー消費の削減には僅かなりとも貢献しても、「快適性」にはその性能そのものが一定のレベル以上でないと貢献しないということが言えるのです。一般の方達は、室内の寒暖計の示す室温でものを考えますが、その数字と個人個人が実際に感じる暑さ寒さとは微妙なズレがあることをお気づきでしょうか。俗にいう、快適領域を目指す住まいづくりならば、人間の感覚に合わせた尺度でものを考えなければならないのですが、私たちが実際に感じる温度は、寒暖計で表示される「温度」だけではなくて、床・壁・天井の内面の「面温度」が「ほう射」と言う伝わり方で距離に関係なく、直接感じられる温度としてその感覚に大きく影響しているのです。外皮の性能が一定以上でないと、空気そのものの温度はキープできても、室内の床・壁・天井の「面の温度」が外気の影響を受けてキープできません。室温は快適領域でも、面の温度がそれについてきていないと、面の温度を感じてしまい、我慢を強いられるのです。(つづく)

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      | 住まいづくりのヒント | 07:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
      どうして「温暖地」で断熱なのか...。2
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         あまりにも地域区分の日本列島地図を過信して、「ああ、ここは南国だからこの程度でいいや」なんて話しは、ほんとうにもうそろそろやめなければなりません。ここで認識を新たにしなければならないのは、省エネ基準で論じられている物差しは、消費エネルギーの事など全く考えなかったこれまでの住まいを、「これからは最低これくらいの省エネ性能にして、エネルギーの無駄をなくしましょうね」という物差しであって、「快適性」についての物差しでは全くないと言うことです。北国では、最低これくらいは断熱しなければ命に関わるし、エネルギー負荷も莫大だから、まあこれくらい、南の方は、そもそも冷暖房にも消極的で我慢して暮らすのが常だから、このくらいで…なんて感じの物差しなのです。何処までいっても、そこには安心の快適性などないのです。いわゆる我慢出来る巾の違いこそが、この地域区分なのではないでしょうか。

         すなわち、中途半端な性能では、エネルギー消費の削減には僅かなりとも貢献しても、「快適性」にはその性能そのものが一定のレベル以上でないと貢献しないということが言えるのです。一般の方達は、室内の寒暖計の示す室温でものを考えますが、その数字と個人個人が実際に感じる暑さ寒さとは微妙なズレがあることをお気づきでしょうか。俗にいう、快適領域を目指す住まいづくりならば、人間の感覚に合わせた尺度でものを考えなければならないのですが、私たちが実際に感じる温度は、寒暖計で表示される「温度」だけではなくて、床・壁・天井の内面の「面温度」が「ほう射」と言う伝わり方で距離に関係なく、直接感じられる温度としてその感覚に大きく影響しているのです。外皮の性能が一定以上でないと、空気そのものの温度はキープできても、室内の床・壁・天井の「面の温度」が外気の影響を受けてキープできません。室温は快適領域でも、面の温度がそれについてきていないと、面の温度を感じてしまい、我慢を強いられるのです。(つづく)

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        | 住まいづくりのヒント | 07:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
        どうして「温暖地」で断熱なのか...。1
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           今回のテーマにした言葉です。最近は、プロの方の中からはあまりこういうご質問はなくなりましたが、もしかするとまだ心の中では、そこまで必要ないと思われている方もおられるかもしれません。国の指針である省エネルギーの目安でも、日本列島を地域区分して北海道などは冷たいブルーですが、南西に降りてくるほど暖色に染められて、九州なんか常夏のオレンジから真っ赤ですから(笑)、しげしげと眺めていると、もはや冬などないような感じです。自ずと暖色なほどに、定められている断熱基準も緩くなって、寒い地方ほど重装備にしなさいと言う基準になっている。普通に聞き流せばいかにもごもっともなのですが、ただ、私はこの取り決めも、もうそろそろ別の表現が良いのではないかと思ったりします。暖かい地方に来るほどに、断熱材が薄くて良いという基準は何なのだろうかと思ったりするからです。明らかに、「熱」と言うよりは寒さ対策を基準につくられた事が色によって理解できます。また、寒冷地はマイナスに大きく振れるために、瞬時にして命に関わる環境の中で、寒さ対策をしなければならないけれども、温暖地はそうそう真冬日にはならないから、そこまではいらないという感じの見方なんです。

           つまり、安全と我慢度とでも言いましょうか。そう言うものがこの背景にあるのですから、およそ「快適」というテーマを扱っている尺度でもありませんし、消費エネルギーを下げると言っても、「これまでの無駄遣いをやめましょう」程度のものであって、ここを理解していないと、この辺りでウロウロしている基準では、快適も、省エネも抜け感が見えてこないと思われるのです。(つづく)

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          | 住まいづくりのヒント | 07:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
          冬に思う、住まいづくり。5
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             私たちの感じる温度は、気温と、床・壁・天井のいわゆる面温度の二つの温度に影響しています。体感温度を導きだす計算式がありますが、まさに快適の条件として、この面温度が大きく影響しています。面温度を整えるためには、断熱性能が絶対的に必要なのです。「九州は暖かいからこの程度で…」と言う根拠はなんでしょうか。例えば、福岡では、最近は夏は36〜7℃まで冬は僅かですが真冬日(0℃)もありますから、扱う温度帯は37℃程度、寒冷地で夏は28℃冬は-10℃になるところでも扱う温度帯は38℃ですから、帯に差はないのです。その時間とともに激しく乱高下する外気温に対して、一定の快適な室温を保つための性能が断熱性能ですから、地域による手加減はどうだろうかと私などは思うのです。もちろん、温暖地の方が我慢できる巾があり、寒冷地はともすると日常でも生死に関わる温度があると言う差はあるかもしれません。ただ、それに対して、前段のヒートショックによる年間の死亡者が、北海道では極端に低く、福岡県も少ない方ではないと言う事実は、如何に人為的な設えが大切かと言う事を物語っているのだと思うのです。「死なない安全な住まい」から「快適で活力を養う住まい」へシフトして、それが「エコ・省エネな住まい」になっていかなければならないのだと思います。快適を欲求する事を躊躇ってはいけません。生きている人間の当然の欲求です。良く「そんな生温い環境では人間が怠けてしまう」などという屁理屈を言われる方がおられますが、その反証の材料はいくらでもあります。全く的違いでむしろ逆です。    

             この冬の季節、寒さと断熱はイメージがしやすいです。そのストレスを完全に解放してしまう断熱・気密の方法はすでにあるということをお伝えして、今回の稿としたいと思います。(終わり)

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            | 住まいづくりのヒント | 07:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
            冬に思う、住まいづくり。4
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               快適な温熱環境のための条件として、その住まいの根本的な温熱性能が一定以上高い事は必須条件と言えます。様々な事を言う人がいますが、それには2020年に始る義務基準では到底足りない。もっと高い性能でないと快適な環境は作れないからです。国を挙げてのゼロエネルギーハウスの推進で、創エネと相殺すればプラスマイナスゼロになると言う発想も、いかにも表面上は正しい判断のように見えるのですが、根底に「ほんとうの快適性能が確保できているか」という部分が抜け落ちてしまうと、いつの間にか迷走してしまいます。なぜならば、性能はそこそこに発電量を過大に設定すれば、性能を余り上げなくともゼロエネルギーハウスの体裁は整うからです。数値の上で誤摩化す住まいは、私たちにほんとうの快適を提供してくれません。もっと言えば、「九州は暖かいからこの程度で…」という断熱レベルではほんとうの快適ではないのです。そう言う住まいを新機軸のように語っても嘘ではないかもしれません、もちろんそれまでに比べれば快適と思えるのだから。ただ、ことはヒートショックで命を奪われかねない住まいのレベルからの脱却です。数段一気に飛び越えて、ハイレベルを望まなければ、実感としてほんとうの快適にはほど遠いと言いたいと思います。

               良く、例えば冬の快適を著すために、「暖かい」ではなくて「寒くない」であるべきだと私などは良く言います。夏は逆に「涼しい」ではなくて「暑くない」がよいのです。経験をしなくてはにわかに理解しにくいのですが、ほんとうの高性能住宅は、冬は皆さんが思うより低い温度で快適に暮らせ、夏は皆さんの思いより遥か高い温度でも、不快に思わず快適に暮らす事が出来るのです。室温と言う見慣れた数字だけでなく、体感温度というひとつの物差しを軸に考えるとそう言う解説が成り立ちます。(つづく)

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              | 住まいづくりのヒント | 07:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
              冬に思う、住まいづくり。3
              0

                 最近は、ヒートショックすら絶滅できていない住環境のまま、エコだ省エネだと言うお話の方がスポットを浴びていますが、私はそれは住まいづくりの本末転倒ではないかとさえ思います。我慢の解消、ストレスの根絶が出来ていないで、次の課題をクローズアップする事は混乱と誤解を招きます。私に言わせれば、飢餓を解消しないままにグルメな話しをしているようなもので、結局は根本が理解されずに混在する課題のどちらも中途半端なものに終わりそうで心配なのです。ドイツのパッシブハウスは、超高性能と言う紹介のされ方が大半なのですが、じつは人間が暮らす快適領域について徹底して研究された結果としての基準である事はあまり紹介されせん。数年前、パッシブハウスの創始者であるファイスト博士をインスブルックにお訪ねした時に、そう言う講義を私たちにしてくださいました。そういう根拠づけがある故にヨーロッパではこの基準が広まっているのだと思います。

                 無駄をしないこと、謙虚に少々の事は嘉しとして暮らす日本人の感覚は、とても素晴らしい事だと私も思います。誇りたいくらいですが、ヒートショックによる死亡が交通死亡事故よりも多いというストレスの潜在化は、およそ住まいづくりに携わる人間のひとりとして、何とか解消したいと思わないではいられないのです。25年前から進めている弊社の断熱・気密による住まいの高性能化は、快適な暮らしを基本としています。今日では結果的に省エネになるのですがこの優先順位は、今も変わらないのです。快適のない省エネはあり得ないですし、ほんとうの省エネは結果的に確実に快適な筈なのです。でないものがあるとすれば、それはいささか眉唾なものと言わなければなりません。(つづく)

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                | 住まいづくりのヒント | 07:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
                冬に思う、住まいづくり。2
                0

                   「我慢」が当り前になってしまっている日々の暮らしは、皆さんに潜在的にストレスを与えています。そのストレスから開放された事がないから、それで当り前だと思っている方もまだ多いのですが、実は世界の潮流からすれば、当り前ではないのです。先日もとあるセミナーで、ヒートショックによると思われる宅内の死亡者の県別の数を目の当たりにしましたが、これが寒冷地に行くほど多いと言う訳ではないことには驚かされました。福岡県も以外に成績が悪く、結構ヒートショックで命を奪われています。全国数で言えば、交通死亡事故の数より多いと言うのは最近良く業界でも紹介されていますが、自動車の安全性が増す事は嬉しい事ですが、それによって住まいのストレスが浮き彫りになってきているデータのひとつと言えるかもしれません。一昔前ならいざ知らず、これから建てようと言う住まいに、我慢を持ち込む事など「やめた方がよい」と私は言い続けているのですが、皆さんストレスがない暮らしを体験された事がないだけに、やれ住まいの大きさだ、仕上げだに予算は割いても、性能に使う事を躊躇われる方が多いのです。現時点で、確実にこのストレスから開放される住まいづくりは可能です。実はここが住まいづくりの原点ではないでしょうか。人類は、二足歩行をし、火を扱い、着衣するようになり、やがて住まいを構築し始めました。その原点は安全と安心の確保ではないでしょうか。安心して雨風をしのぎ、眠りにつける事。焚き火を絶やさず暖を取り、獣から身を守ったように、私たちは一歩進めてこのストレスを解消しなければならないのではないかと思います。(つづく)

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                  | 住まいづくりのヒント | 07:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  冬に思う、住まいづくり。1
                  0

                     11月ももう終わりとなり、何だか気ぜわしい季節になってきましたね。暖かい食べ物がうれしいこの冬の季節に、住まいの断熱のことを考えるのは実感として非常に分かりやすいので、今回は少し根源的なお話が出来ればと思います。原理は夏も同じですが、冬の方がまず分かりやすいと思います。弊社の拠点なる福岡は九州の北部に位置し、全国的に見れば、「九州は温暖地で暖かい」というイメージでひとくくりにされますが、実態はけっこう寒く、私が小学校の頃の木造校舎では、九州と言うひとくくりで暖房はなく、教室の後側のバケツの水は時には氷を張るくらい冬は寒いエリアなんです。もちろん、根雪になるほどは積雪はありませんが、それでも年に何度かは雪も積もります。単純に平均温度にしてしまえば真冬日(0℃以下)はそう多くはありませんが、それなりに厳しい冬があると言えます。まず、役場に行くとアロハ短パンで仕事していて街路にフェニックスが立っているイメージは、沖縄と宮崎辺りのイメージかもしれません。いわゆる日本海型の気候エリアである福岡は、実は別世界と言えます。海から吹く北風は湿気を帯びて、日照率も少ないエリアなのです。ただ、多分にこの「九州は温暖地で暖かい」というイメージ刷り込みが、現実の我慢を増大している地域と言ってもよいかもしれません。私などは母方が関東の多雪地域の出だったために防寒には敏感な家で育ち、宅内ではそれに慣れていたので一歩外に出ると「冬寒いのは当り前」「子どもは風の子」と言われてよくわからないことでずっと辛い思いをしてきました。住まいづくりをはじめた頃、断熱だ気密だと言えばただただ集中攻撃の対象でしたが、その頃からすれば随分皆さんの理解が進んだものです。(つづく)

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                    | 住まいづくりのヒント | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    ほんとうの、ホンモノ「エコハウス」への道しるべ 5
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                       さすがに2020年からは、UA値(外皮平均熱還流率)を提示しないエコハウスはなくなるのではないかと思われますが、これからそれまでは計算根拠のない「エコハウス」も結構平気で出てくるのではないでしょうか。例えばUA値が明示されたとしても、この国では工事ごとの気密性能の担保はなかなかされないのですから、どう言う性能の住まいが造られているか、カタログスペックだけではなくてシミュレーションとほんとうに差はないかの吟味が必要です。挙げ句の果てに、傾向としては電池パネルをたくさん上げて発電し、売買電で収支の辻褄合わせをするものもエコハウスと名乗るのだから、おそらく一般の方には訳が分かりません。 

                       皆さんが「エコハウス」に興味を持ち、意識的にそちらに向かう事はよい事だと思います。ただそれが何となく購買力を煽るだけの歪曲がなされて、ほんとうの「ホンモノエコハウス」では必ずしもない事、諸手をあげて喜べない現状にひとりの業界の人間として忸怩たる思いがあります。出来る限り機会があれば、ほんとうのエコハウスの原理を分かりやすくご説明し、ホンモノエコハウスの実現にむけて邁進していきたいと思います。いつの時代も、ホンモノを選ぶためには、知恵が必要です。その知恵を、皆さんと共有して研ぎすましていきたいと思います。ご質疑があれば弊社HPまでお問い合わせください。(おわり)

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                      | 住まいづくりのヒント | 10:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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